10周年記念イベント最終日は、姫路獨協大学副学長の道谷卓先生をお招きして、大河ドラマ「いだてん」にも登場する神戸・御影ゆかりの偉人“嘉納治五郎”についての講演会を開催いたしました。
神戸に住んでいた幼少期のことや、柔道の父、日本体育の父としての功績、近代教育への貢献などをお話いただきました。
中でも、厳しい世界情勢にあってもオリンピックの東京開催を目指して信念を貫いて取り組んでいたこと、その後東京五輪開催を導いた人物との縁は大変興味深いものでした。
また、灘中学・高等学校に現存する書や御影公会堂にある嘉納治五郎像、昨年完成した生誕地の碑などのお話はとても身近で、足跡を辿ってみたいと感じました。
居住者様も「とてもいい企画でした」と喜んでくださり、さまざまな背景を知って一層「いだてん」を楽しくご覧いただけそうです。