未だ被害の絶えない振り込め詐欺をはじめとする金融特殊詐欺について、巧妙化するその手口やいざという時のための対処法などについて、灘警察署生活安全課の方にお話ししていただきました。
家族だけでなく、警察官や役所職員を名乗ったり、振り込ませず直接受け取りをしたり、その手口は様々。兵庫県内でも15億円近くの被害額(平成28年)があることに皆様驚いていらっしゃいました。誰もが「自分は大丈夫」と思っているけれど、油断せず、不審に思ったら、落ち着いてまず周囲に相談するようアドバイスをいただきました。
第二部は、入院やケガといった本人が預金を出金できない場合の対策として、代理人登録などの方法について銀行の方からご紹介。なりすましによる犯罪等を防ぐため本人確認が徹底されている昨今、お困りになったことのある方も多いようで、皆様メモを取りながら熱心に耳を傾けておられました。